2020年11月9日
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羽生田たかしWEB通信36号
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【高齢者の患者負担割合のあり方・
200床以上の一般病院への受診時定額負担拡大について】
平素は私の政治活動に格別のご理解を賜り誠に有難うございます。
本日、日本医師会をはじめとする医療団体、経済界、健保連が出席した自民党政調「人生100年時代戦略本部」において、日本医師会が主張している高齢者の原則2割負担へ反対と200床以上の受診時定額負担拡大反対の発言させて頂きました。
財務省をはじめ経団連、健保連は高齢者(75歳以上)の原則2割負担を強く押し進めています。もし仮に月に1回でも受診する場合、病気を多く抱える高齢者の診察代ではどれほど高額になるか。また、現在新型コロナの影響で受診控えが起きている中で、窓口負担の引上げによりさらなる受診控えが起きることは明白であり、病状の悪化や進行が起こってしまうので高齢者に追い打ちをかけるべきではありません。
200床以上の受診時定額負担拡大については、病院の機能は規模だけで決まるものではなく、医療機関の少ない地域では一つの病院が外来も含むすべての医療に対応しなければなりません。200床と一括りするのではなく、地域医療構想調整会議で行われている各地域の機能分化の最適化を元に地域に合った形を検討すべきであります。
今後も懸命に地域医療をお支え頂いている皆様の声をしっかりと国政に届けるため、ご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
参議院議員
羽生田 俊
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すべての人にやさしい医療・介護を
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